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鑑定理論挔習の蚈算20型総合問題を手順に分解しお解き切る

䞍動産鑑定士詊隓の挔習鑑定理論を「蚈算の型」20個に分解した教材蚘事。原䟡法・取匕事䟋比范法・収益還元法・開発法・賃料各手法に぀いお、匏・手順・怜算枈みの数倀䟋・よくあるミスを型ごずに敎理し、総合問題を最埌たで解き切る力を぀けたす。

䞍動産鑑定士論文匏詊隓の「鑑定理論挔習」は、2時間で1問ずいう長䞁堎の総合蚈算問題です。受隓生の答案を眺めおいるず、萜ちる原因は「知らない手法が出た」こずではありたせん。知っおいる手法を、決たった順序で、電卓ミスなく回し切れなかったこずです。実際、挔習で出題される蚈算の䞭身は毎幎ほが同じ郚品の組み合わせであり、初芋の手法が突然出おくるこずは皀です。

だずすれば、察策は明快です。郚品ごずに「型」を䜜り、型のストックを増やし、それを組み合わせお総合問題を解く。これが挔習で安定しお点を取る唯䞀の道です。ここでいう型ずは、「どういう蚭問で出るか䜿う匏番号の぀いた手順数倀を入れた蚈算䟋怜算の勘所よくあるミス」を1セットにしたもののこずです。頭の䞭に型が20個入っおいれば、総合問題は「型の呌び出しず接続」に還元されたす。

本蚘事は、その型を20個ストックするための教材です。すべおの蚈算䟋は数倀を実際に怜算したうえで茉せおいたす。読むだけでなく、電卓を手元に眮き、各型の数倀䟋を自分の手で再珟しながら進めおください。再珟できた型が、本番で䜿える型です。

本蚘事の䜍眮づけず他蚘事ずの圹割分担

挔習たわりの蚘事はいく぀かありたすが、圹割が違いたす。混ぜお読むず消化䞍良を起こすので、最初に敎理しおおきたす。

蚘事圹割読むタむミング
挔習の攻略法科目党䜓の攻略戊略・孊習蚈画・答案構成挔習の孊習を始めるずき
頻出蚈算パタヌン7぀の倧分類で「どんな蚈算が出るか」を俯瞰する地図党䜓像を぀かむずき
蚈算スピヌド電卓操䜜・段取り・読解の速床そのものを䞊げる蚓緎法型は分かるが時間が足りないずき
挔習問題ず詳现解説10遞䞀問䞀答圢匏で理解を確認する知識のヌケを探すずき
本蚘事蚈算20型各蚈算を数倀入りの手順曞に萜ずしお、手を動かしお解き切る型を暗蚘し、粟床を䞊げるずき

たず科目党䜓の芋取り図が欲しい人は鑑定理論挔習の攻略法から、どんな蚈算ゞャンルが出るのかをざっず俯瞰したい人は挔習でよく出る頻出蚈算パタヌンから入っおください。本蚘事はその俯瞰図の各マスを、数倀入りで最埌たで解き切れる手順曞に展開したものです。そしお、型は入っおいるのに時間内に終わらないずいう段階に来たら挔習の蚈算スピヌドを䞊げる方法ぞ、理解のヌケを探すなら挔習問題ず詳现解説10遞ぞ進んでください。

なお、各型の「理論的な䞭身」なぜその手法を䜿うのか、適甚芁件は䜕かは、本蚘事では芁点にずどめたす。手法ごずの理論解説蚘事ぞ郜床リンクを匵るので、型を回しおいお根拠が曖昧になった箇所はそちらで補っおください。

総合問題を解き切る6ステップの骚栌

型を䞊べる前に、総合問題党䜓の骚栌を確認したす。挔習の問題は、どんなに長くおも次の6ステップに分解できたす。この骚栌を答案の芋出しにそのたた䜿えるようにしおおくず、曞き出しで迷いたせん。

ステップ1: 察象䞍動産の確定

問題文から、所圚・地積・延床面積・構造・築幎・接面道路・甚途地域・容積率、そしお䟡栌時点を抜き出したす。ここで拟い萜ずすず埌段が党郚ずれるので、問題甚玙の䜙癜に「察象䞍動産カヌド」を䜜っお転蚘したす。

ステップ2: 類型の刀定

曎地か、建付地か、建物及びその敷地か、借地暩か、底地か。類型が決たるず適甚すべき手法が自動的に決たりたす。たずえば曎地なら、各論第1章が手法の組合せを指定しおいたす。

曎地の鑑定評䟡額は、曎地䞊びに配分法が適甚できる堎合における建物及びその敷地の取匕事䟋に基づく比準䟡栌䞊びに土地残䜙法による収益䟡栌を関連づけお決定するものずする。再調達原䟡が把握できる堎合には、積算䟡栌をも関連づけお決定すべきである。圓該曎地の面積が近隣地域の暙準的な土地の面積に比べお倧きい堎合等においおは、さらに次に掲げる䟡栌を比范考量しお決定するものずするこの手法を開発法ずいう。。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 各論第1章第1節

぀たり「曎地・倧芏暡」ず読めた瞬間に、比準䟡栌土地残䜙法開発法ずいう手法の䞊びが確定したす。類型刀定は単なる圢匏論ではなく、手法遞択の叞什塔です。

ステップ3: 適甚する手法の遞択

ステップ2で決たった手法のうち、問題文が資料を䞎えおいるものだけを実際に適甚したす。資料が䞎えられおいる出題者が蚈算させたい、ずいうサむンです。逆に、資料がないのに「本来は適甚すべきだが資料がないため適甚しない」ず䞀行曞けるかどうかで、理論郚分の点が動きたす。

ステップ4: 各手法の蚈算

ここが本蚘事の20型の出番です。各型を独立に回したす。この段階では䞞めないのがコツです埌述。

ステップ5: 詊算䟡栌の調敎

耇数の詊算䟡栌を䞊べ、再吟味ず説埗力の刀断を行いたす。

詊算䟡栌又は詊算賃料の調敎ずは、鑑定評䟡の耇数の手法により求められた各詊算䟡栌又は詊算賃料の再吟味及び各詊算䟡栌又は詊算賃料が有する説埗力に係る刀断を行い、鑑定評䟡における最終刀断である鑑定評䟡額の決定に導く䜜業をいう。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第8章第8節

ステップ6: 鑑定評䟡額の決定

最埌に䞀床だけ䞞め、単䟡ず総額の䞡方を曞きたす。

答案甚玙の曞き方 ― 単䜍・端数凊理・単䟡ず総額

蚈算そのものより先に、曞き方の玄束を固めたす。ここが厩れるず、正しく蚈算しおいおも採点者に䌝わりたせん。

単䜍は最初に宣蚀する

挔習の答案では、冒頭に「以䞋、金額は円単䜍、単䟡は円/㎡、率は小数第4䜍を四捚五入する」ずいった凊理方針を䞀行で宣蚀しおおきたす。これを曞いおおけば、途䞭の䞞めが倚少違っおも方針の䞀貫性で評䟡されたす。宣蚀なしにバラバラに䞞めるのが最悪です。

察象掚奚する曞き方備考
土地単䟡円/㎡有効数字3桁402,000円/㎡ のように
建物単䟡円/㎡延床面積あたり232,848円/㎡
賃料円/月 たたは 円/月・㎡宅地・建物及びその敷地は月単䜍が原則
総額円有効数字3〜4桁103,000,000円
各皮栌差率100分率100/105 の圢で残す途䞭で小数化しない

賃料の期間単䜍に぀いおは基準に明文がありたす。

鑑定評䟡によっお求める賃料の算定の期間は、原則ずしお、宅地䞊びに建物及びその敷地の賃料にあっおは1月を単䜍ずし、その他の土地にあっおは1幎を単䜍ずするものずする。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第2節

幎額で蚈算した積算賃料をそのたた答えにするず、単䜍の指定違反で倱点したす。最埌に12で割るのを型に組み蟌んでください。

端数凊理は「最埌に䞀床」

もっずも倱点が倚いのが端数凊理のタむミングです。原則は次の3぀です。

  1. 途䞭蚈算では䞞めない。栌差率は $\frac{100}{105}$ の分数のたた電卓に流し蟌む。
  2. 手法ごずの詊算䟡栌を出す時点で䞀床だけ䞞める有効数字3桁が目安。
  3. 鑑定評䟡額の決定時にもう䞀床だけ䞞める。

途䞭で䞞めるず誀差が环積したす。たずえば $\frac{100}{105}$ を 0.95 ず䞞めお2回掛けるず、正しい 0.907029 に察しお 0.9025 ずなり、0.5%のずれが出たす。1億円の物件なら50䞇円のずれです。分数のたた掛けるを培底しおください。

単䟡ず総額は必ずセットで曞く

基準は、詊算䟡栌の再吟味の項目ずしお「単䟡ず総額ずの関連の適吊」を掲げおいたす。答案でも、単䟡を出し、地積たたは延床面積を掛けお総額を出し、䞡方を明瀺するのが䜜法です。総額だけ曞くず、単䟡氎準の劥圓性を怜蚎した圢跡が残りたせん。

原䟡法の型 ― 型1〜型5

原䟡法の意矩は基準の次の䞀文に集玄されたす。ここは暗蚘しおいないず答案の理論郚分が曞けたせん。

原䟡法は、䟡栌時点における察象䞍動産の再調達原䟡を求め、この再調達原䟡に぀いお枛䟡修正を行っお察象䞍動産の詊算䟡栌を求める手法であるこの手法による詊算䟡栌を積算䟡栌ずいう。。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第1節

手法そのものの理論的な䜍眮づけは原䟡法の仕組みず積算䟡栌の求め方で確認できたす。以䞋では蚈算の型に絞りたす。

型1 再調達原䟡を盎接法で積み䞊げる

出題のされ方: 「察象建物の盎接工事費は㎡あたり◯円、間接工事費は盎接工事費の◯%、䞀般管理費等は◯%、付垯費甚は暙準的建蚭費の◯%」ずいう圢で単䟡ず率が䞊べお䞎えられたす。

匏:

$$\text{再調達原䟡} = \underbrace{(\text{盎接工事費} + \text{間接工事費} + \text{䞀般管理費等})}_{\text{暙準的建蚭費}} + \text{付垯費甚}$$

基準は盎接法の䞭身を具䜓的に定めおいたす。

盎接法は、察象䞍動産に぀いお、䜿甚資材の皮別、品等及び数量䞊びに所芁劎働の皮別、時間等を調査し、察象䞍動産の存する地域の䟡栌時点における単䟡を基瀎ずした盎接工事費を積算し、これに間接工事費及び請負者の適正な利益を含む䞀般管理費等を加えお暙準的な建蚭費を求め、さらに発泚者が盎接負担すべき通垞の付垯費甚を加算しお再調達原䟡を求めるものずする。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第1節

手順:

  1. 盎接工事費  単䟡 × 延床面積
  2. 間接工事費  盎接工事費 × 所定率
  3. 䞀般管理費等  盎接工事費間接工事費 × 所定率
  4. 暙準的建蚭費  123
  5. 付垯費甚  暙準的建蚭費 × 所定率
  6. 再調達原䟡  45、単䟡も出す

蚈算䟋延床面積1,200㎡、盎接工事費180,000円/㎡、間接工事費12%、䞀般管理費等10%、付垯費甚5%:

項目蚈算金額円
盎接工事費180,000 × 1,200216,000,000
間接工事費216,000,000 × 12%25,920,000
䞀般管理費等(216,000,00025,920,000) × 10%24,192,000
暙準的建蚭費小蚈266,112,000
付垯費甚266,112,000 × 5%13,305,600
再調達原䟡279,417,600

単䟡は $279{,}417{,}600 \div 1{,}200 = 232{,}848$ 円/㎡ です。

怜算の勘所: 再調達原䟡 ÷ 盎接工事費  279,417,600 ÷ 216,000,000  1.2936。盎接工事費に察する倍率が 1.25〜1.35 皋床に収たっおいれば、率の掛け違いはたず起きおいたせん。この「倍率チェック」は1秒で終わるので必ずやっおください。

よくあるミス:

  • 䞀般管理費等を盎接工事費だけに掛けおしたう正しくは盎接間接。
  • 付垯費甚を盎接工事費に掛けおしたう正しくは暙準的建蚭費。
  • 付垯費甚に䜕が含たれるかを答案に曞き忘れる。基準は「建物匕枡したでに発泚者が負担する通垞の資金調達費甚や暙準的な開発リスク盞圓額等が含たれる堎合がある」ずしおいたす。

型2 再調達原䟡を間接法で求める

出題のされ方: 「類䌌の建蚭事䟋延床◯㎡、建蚭費総額◯円、建蚭時点◯幎◯月」が䞎えられ、時点修正率ず個別的芁因の栌差が瀺されたす。

匏:

$$\text{再調達原䟡} = \frac{\text{事䟋の建蚭費}}{\text{事䟋の延床面積}} \times \text{時点修正率} \times \text{地域栌差} \times \text{個別栌差} \times \text{察象の延床面積}$$

手順:

  1. 事䟋の建蚭費を延床面積で割り、㎡単䟡に盎す
  2. 建築費指数等で時点修正
  3. 地域芁因・個別的芁因品等、構造、蚭備氎準の栌差を掛ける
  4. 察象の延床面積を掛ける

蚈算䟋事䟋: 延床2,000㎡・建蚭費総額480,000,000円、時点修正率105/100、個別的芁因 察象96事䟋100、察象延床1,200㎡:

段階蚈算結果
事䟋単䟡480,000,000 ÷ 2,000240,000円/㎡
時点修正埌240,000 × 1.05252,000円/㎡
個別栌差埌252,000 × 96/100241,920円/㎡
再調達原䟡241,920 × 1,200290,304,000円

怜算の勘所: 型1の盎接法279,417,600円ず比べるず、$\frac{290{,}304{,}000 - 279{,}417{,}600}{279{,}417{,}600} = 3.9\%$ の差です。基準は「収集した建蚭事䟋等の資料ずしおの信頌床に応じおいずれかを適甚するものずし、たた、必芁に応じお䜵甚するものずする」ずしおいたす。䞡方を求めさせる問題では、差が5%以内なら「䞡者はおおむね䞀臎しおおり、資料の信頌床の高い盎接法による額を採甚する」ず䞀行曞けば足りたす。差が10%を超えたら、どちらかの蚈算を間違えおいる可胜性が高いので芋盎しおください。

よくあるミス: 事䟋の「建蚭費総額」が暙準的建蚭費だけなのか付垯費甚蟌みなのかを読み違える。問題文の定矩を必ず確認したす。

型3 枛䟡修正を耐甚幎数に基づく方法定額法で行う

出題のされ方: 「経過幎数◯幎、経枈的残存耐甚幎数◯幎、残䟡率0たたは10%、定額法による」。

匏残䟡率0の堎合:

$$\text{枛䟡額} = \text{再調達原䟡} \times \frac{\text{経過幎数}}{\text{経過幎数} + \text{経枈的残存耐甚幎数}}$$

基準は耐甚幎数の把握の仕方を明瀺しおいたす。

耐甚幎数に基づく方法は、察象䞍動産の䟡栌時点における経過幎数及び経枈的残存耐甚幎数の和ずしお把握される耐甚幎数を基瀎ずしお枛䟡額を把握する方法である。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第1節

手順:

  1. 耐甚幎数  経過幎数  経枈的残存耐甚幎数法定耐甚幎数ではない
  2. 枛䟡の察象額  再調達原䟡 ×1 − 残䟡率
  3. 枛䟡額  枛䟡の察象額 × 経過幎数 ÷ 耐甚幎数
  4. 積算䟡栌  再調達原䟡 − 枛䟡額

蚈算䟋再調達原䟡300,000,000円、経過10幎、経枈的残存耐甚幎数30幎:

  • 耐甚幎数  10  30  40幎
  • 枛䟡率  10 ÷ 40  0.25
  • 枛䟡額  300,000,000 × 0.25  75,000,000円
  • 積算䟡栌建物 225,000,000円

残䟡率10%耐甚幎数満了時に再調達原䟡の10%が残るずする堎合は、枛䟡の察象額が 300,000,000 × 0.9  270,000,000円 ずなり、

  • 枛䟡額  270,000,000 × 10 ÷ 40  67,500,000円
  • 積算䟡栌  300,000,000 − 67,500,000  232,500,000円

怜算の勘所: 残存率で盎接怜算したす。残䟡率0なら残存率は $\frac{30}{40} = 0.75$、$300{,}000{,}000 \times 0.75 = 225{,}000{,}000$ 円。枛䟡額から匕いた答えず䞀臎すれば正解です。「匕き算ルヌト」ず「掛け算ルヌト」の2通りで出すのが定額法の怜算の定石です。

よくあるミス:

  • 法定耐甚幎数RC47幎などを䜿っおしたう。基準がいうのは経枈的残存耐甚幎数です。
  • 残䟡率の扱いを逆にする残䟡率10%を「枛䟡額の10%」ず誀解する。
  • 経過幎数を「築幎数」ではなく「䟡栌時点たでの幎数」で数え損ねる。

型4 枛䟡修正を定率法・芳察枛䟡法で行う

出題のされ方: 「定率法幎枛䟡率◯%による」「さらに蚭備の陳腐化により◯円の枛䟡を芳察枛䟡法により認める」。

匏:

$$\text{残存䟡栌} = \text{再調達原䟡} \times (1 - d)^{n}$$

$d$幎枛䟡率、$n$経過幎数。

手順:

  1. $(1-d)^n$ を電卓の定数乗算× を2回抌しおから  を連打で求める
  2. 再調達原䟡に掛けお残存䟡栌を出す
  3. 芳察枛䟡法による远加枛䟡があれば差し匕く

蚈算䟋再調達原䟡300,000,000円、幎枛䟡率5%、経過10幎、芳察枛䟡による远加枛䟡8,000,000円:

  • $(1 - 0.05)^{10} = 0.95^{10} = 0.598737$
  • 残存䟡栌  300,000,000 × 0.598737  179,621,082円
  • 耐甚幎数に基づく枛䟡額  300,000,000 − 179,621,082  120,378,918円
  • 芳察枛䟡8,000,000円を控陀 → 積算䟡栌  171,621,082円 ≒ 171,621,000円

同じ経過幎数でも定額法225,000,000円ず定率法179,621,082円でこれだけ差が出たす。基準は「これらのうちいずれの方法を甚いるかは、察象䞍動産の甚途や利甚状況に即しお決定すべきである」ずしおおり、理由を䞀行曞かせるのが定番の出題です。

怜算の勘所: $0.95^{40} = 0.128512$。定率法は耐甚幎数が満了しおも䟡栌がれロにならないずいう性質を持ちたす。答案でこれに觊れられるず理解が䌝わりたす。たた電卓で $0.95^{10}$ を出したら、$0.95^5 = 0.773781$ を2乗しお同じ倀になるかで怜算できたす。

よくあるミス:

  • 定率法の幎枛䟡率を「毎幎、再調達原䟡の5%」ず誀解する正しくは毎幎の残存䟡栌の5%。
  • 芳察枛䟡法ず耐甚幎数に基づく方法を䜵甚する際に、同じ枛䟡芁因を二重に控陀する。基準は枛䟡額を求めるには「二぀の方法があり、これらを䜵甚するものずする」ずし぀぀、留意事項が重耇控陀を戒めおいたす。
察象䞍動産が建物及びその敷地である堎合においお、土地及び建物の再調達原䟡に぀いおそれぞれ枛䟡修正を行った䞊で、さらにそれらを加算した額に぀いお枛䟡修正を行う堎合があるが、それらの枛䟡修正の過皋を通じお同䞀の枛䟡の芁因に぀いお重耇しお考慮するこずのないよう留意するべきである。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準運甚䞊の留意事項 総論第7ç« 

型5 建物及びその敷地の積算䟡栌ず䞀䜓ずしおの枛䟡

出題のされ方: 「土地の䟡栌は◯円、建物の積算䟡栌は◯円。ただし建物ず敷地の適応の状態が最有効䜿甚に及ばないため、䞀䜓ずしおの枛䟡を◯%認める」。

匏:

$$\text{積算䟡栌} = (\text{土地の䟡栌} + \text{建物の枛䟡修正埌の䟡栌}) \times (1 - \text{䞀䜓枛䟡率})$$

手順:

  1. 土地の䟡栌を確定比準䟡栌・収益䟡栌から。再調達原䟡が把握できるなら土地の積算䟡栌も
  2. 建物の再調達原䟡に枛䟡修正型3・型4
  3. 単玔合蚈を出す
  4. 建物ず敷地の適応状態に基づく枛䟡を、合蚈額に察しお掛ける

蚈算䟋土地400,000,000円、建物の枛䟡修正埌225,000,000円、䞀䜓ずしおの枛䟡5%:

  • 単玔合蚈  400,000,000  225,000,000  625,000,000円
  • 䞀䜓枛䟡  625,000,000 × 5%  31,250,000円
  • 積算䟡栌  593,750,000円

怜算の勘所: 䞀䜓枛䟡率を掛けた埌の金額 ÷ 単玔合蚈  0.95 になるか確認。たた、土地䟡栌の構成比が $400{,}000{,}000 \div 625{,}000{,}000 = 64\%$ ず、近隣の土地建物䟡栌比ず倧きく乖離しおいないかを䞀蚀添えられるず加点されたす。

よくあるミス: 䞀䜓枛䟡を建物にだけ掛けおしたう。建物ず敷地の䞍適応による枛䟡なので、原則は䞀䜓合蚈額に察しお認識したす。ただし問題文が「建物に぀いおのみ」ず明瀺しおいればそれに埓いたす。問題文の指瀺が基準より優先されるのが挔習の鉄則です。

取匕事䟋比范法の型 ― 型6〜型8

取匕事䟋比范法は、たず倚数の取匕事䟋を収集しお適切な事䟋の遞択を行い、これらに係る取匕䟡栌に必芁に応じお事情補正及び時点修正を行い、か぀、地域芁因の比范及び個別的芁因の比范を行っお求められた䟡栌を比范考量し、これによっお察象䞍動産の詊算䟡栌を求める手法であるこの手法による詊算䟡栌を比準䟡栌ずいう。。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第1節

事䟋の遞択芁件など理論面は取匕事䟋比范法ず比準䟡栌の求め方に譲り、ここでは栌差率の掛け方に集䞭したす。

型6 比準䟡栌の基本4段階

出題のされ方: 事䟋が2〜4件、衚圢匏で「取匕䟡栌・地積・取匕時点・取匕事情・地域芁因・個別的芁因」が䞊びたす。

匏掛け算の順序が固定されおいるのが最倧のポむント:

$$\text{比準単䟡} = \text{事䟋単䟡} \times \underbrace{\frac{100}{100 \pm \alpha}}_{\text{事情補正}} \times \underbrace{\frac{100 \pm \beta}{100}}_{\text{時点修正}} \times \underbrace{\frac{\text{近隣}}{\text{事䟋地域}}}_{\text{地域芁因}} \times \underbrace{\frac{\text{察象}}{\text{事䟋}}}_{\text{個別的芁因}}$$

手順:

  1. 取匕総額 ÷ 事䟋地積  事䟋単䟡総額のたた補正しない
  2. 事情補正買い進み・売り急ぎを正垞な氎準に戻す
  3. 時点修正取匕時点 → 䟡栌時点
  4. 地域芁因の比范近隣地域 ÷ 事䟋地域
  5. 個別的芁因の比范察象䞍動産 ÷ 事䟋䞍動産
  6. 最埌に䞀床だけ䞞める

蚈算䟋事䟋A: 取匕総額100,800,000円、地積240㎡、買い進みにより正垞な䟡栌より5%高い、䟡栌時点たで1幎で地䟡倉動2.5%、地域芁因は近隣100事䟋地域105、個別的芁因は察象103事䟋100:

段階蚈算結果円/㎡
事䟋単䟡100,800,000 ÷ 240420,000
事情補正× 100/105400,000
時点修正× 102.5/100410,000
地域芁因× 100/105390,476.19
個別的芁因× 103/100402,190.48
比準単䟡有効数字3桁402,000

察象地積250㎡なら、比準䟡栌  402,000 × 250  100,500,000円。

怜算の勘所: 合成栌差率をたずめお確認したす。$\frac{100}{105} \times 1.025 \times \frac{100}{105} \times \frac{103}{100} = 0.957596$。事䟋単䟡420,000円/㎡ に 0.957596 を掛けるず 402,190.5円/㎡ で䞀臎したす。個別の段階を远う蚈算ず、合成率を䞀発で掛ける蚈算の2通りで出すのが取匕事䟋比范法の怜算です。

もう䞀぀、方向性チェックが有効です。この事䟋では「買い進み䞋げる地䟡䞊昇䞊げる近隣が劣る䞋げる察象が優る䞊げる」なので、䞊げ2぀・䞋げ2぀でほが拮抗し、結果が事䟋単䟡420,000円から少し䞋がった402,000円になるのは自然です。笊号の方向が盎感ず合わない結果が出たら、必ず分母分子を疑う。

よくあるミス:

  • 事情補正の分母分子を逆にする。「事䟋が5%高い」なら事䟋が105、正垞が100なので $\frac{100}{105}$ です。$\frac{105}{100}$ ず曞くず逆に高くしおしたいたす。
  • 地域芁因を「事䟋 ÷ 近隣」で掛ける。求めたいのは近隣の氎準なので、近隣が分子です。
  • 事䟋が近隣地域内に存する堎合にたで地域芁因の比范を行う。基準は、事䟋が近隣地域に存するずきは個別的芁因の比范のみを行うずしおいたす。
  • 総額のたた補正しお最埌に地積で割る誀りではないが、途䞭の桁が倧きくなりミスを誘発する。必ず単䟡に盎しおから補正。

型7 配分法で耇合䞍動産の事䟋から土地を取り出す

出題のされ方: 「事䟋Bは建物及びその敷地の取匕である。建物の䟡栌は◯円ず刀明しおいる」「土地ず建物の䟡栌構成割合は◯:◯である」。

取匕事䟋が察象䞍動産ず同類型の䞍動産の郚分を内包しお耇合的に構成されおいる異類型の䞍動産に係る堎合においおは、圓該取匕事䟋の取匕䟡栌から察象䞍動産ず同類型の䞍動産以倖の郚分の䟡栌が取匕䟡栌等により刀明しおいるずきは、その䟡栌を控陀し、又は圓該取匕事䟋に぀いお各構成郚分の䟡栌の割合が取匕䟡栌、新芏投資等により刀明しおいるずきは、圓該事䟋の取匕䟡栌に察象䞍動産ず同類型の䞍動産の郚分に係る構成割合を乗じお、察象䞍動産の類型に係る事䟋資料を求めるものずするこの方法を配分法ずいう。。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第1節

匏2通りある:

$$\text{土地郚分} = \text{取匕䟡栌} - \text{建物䟡栌} \qquad \text{たたは} \qquad \text{土地郚分} = \text{取匕䟡栌} \times \text{土地の構成割合}$$

手順:

  1. 配分法で事䟋の土地郚分の䟡栌を取り出す
  2. 事䟋地積で割っお土地単䟡に盎す
  3. 以埌は型6ず同じ事情補正 → 時点修正 → 地域芁因 → 個別的芁因

蚈算䟋事䟋B: 取匕総額150,000,000円、建物䟡栌60,000,000円、土地の構成割合60%、事䟋地積200㎡、時点修正 −2%、地域芁因は等䟡、個別的芁因は察象98事䟋100:

段階蚈算結果
控陀法150,000,000 − 60,000,00090,000,000円
割合法150,000,000 × 60%90,000,000円
土地単䟡90,000,000 ÷ 200450,000円/㎡
時点修正× 98/100441,000円/㎡
個別的芁因× 98/100432,180円/㎡
比準単䟡有効数字3桁432,000円/㎡

怜算の勘所: 控陀法ず割合法の䞡方が䜿える問題では、䞡方を蚈算しお䞀臎を確認する本䟋はどちらも90,000,000円。䞀臎しない堎合、問題文が「建物䟡栌は新芏投資額であり取匕䟡栌を前提ずした額ではない」ずいった前提を眮いおいるこずが倚いので、読み盎したす。たた、基準は「配分法及び土地残䜙法を適甚する堎合における取匕事䟋及び収益事䟋は、敷地が最有効䜿甚の状態にあるものを採甚すべきである」ずしおいるので、最有効䜿甚でない事䟋が混ぜおあれば陀倖する刀断を答案に曞きたす。

よくあるミス: 配分法を適甚した埌、建物蟌みの地積延床面積で割っおしたう。土地単䟡を出すのだから、割るのは土地の地積です。

型8 耇数事䟋を比范考量しお比準䟡栌を決定する

出題のされ方: 型6・型7で求めた各事䟋の比準単䟡を䞊べ、「これらを比范考量しお比準䟡栌を決定せよ」。

手順:

  1. 各事䟋の比準単䟡を䞊べる䞞める前の倀で䞊べる
  2. 事䟋ごずの信頌床を評䟡する近隣地域内か芏暡・圢状の類䌌床事情補正の倧きさ時点修正幅
  3. 信頌床に応じたりェむトを眮いお加重平均する
  4. 有効数字3桁で䞞め、地積を掛けお総額を出す

蚈算䟋事䟋A 402,190円/㎡、事䟋B 432,180円/㎡、事䟋C 415,405円/㎡。事䟋Aは近隣地域内・芏暡が近く信頌床が高いためりェむト0.5、事䟋Bは配分法を経おいるため0.2、事䟋Cは類䌌地域内で0.3:

$$402{,}190 \times 0.5 + 432{,}180 \times 0.2 + 415{,}405 \times 0.3 = 412{,}153$$

内蚳は 201,095  86,436  124,622  412,153円/㎡。有効数字3桁で 412,000円/㎡、察象地積250㎡を掛けお 比準䟡栌 103,000,000円。

怜算の勘所: 加重平均の結果が最小倀ず最倧倀の間に入っおいるか402,190 ≩ 412,153 ≩ 432,180。範囲倖なら蚈算ミスかりェむトの合蚈が1になっおいたせん。りェむトの合蚈1.0 の確認も必須です。

よくあるミス:

  • 䜕も考えず単玔平均する。基準は「比范考量」を求めおおり、りェむトの根拠を䞀行曞くだけで差が぀きたす。
  • 事情補正率が倧きい事䟋±20%超などを高いりェむトで採甚する。事情補正が倧きい正垞性ぞの信頌床が䜎い、ず評䟡しお萜ずすべきです。

収益還元法の型 ― 型9〜型14

収益還元法は、察象䞍動産が将来生み出すであろうず期埅される玔収益の珟圚䟡倀の総和を求めるこずにより察象䞍動産の詊算䟡栌を求める手法であるこの手法による詊算䟡栌を収益䟡栌ずいう。。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第1節

理論面は収益還元法の考え方ず収益䟡栌にたずめおありたす。ここでは、挔習でもっずも配点が倧きい玔収益の算定から入りたす。

型9 総収益・総費甚から玔収益を求める

出題のされ方: 収支項目が10〜15行の衚で䞎えられ、「玔収益償华前を求めよ」。挔習で最も配点が倧きく、ここを萜ずすず埌段が党滅する型です。

匏:

$$\text{玔収益} = \text{総収益} - \text{総費甚}$$

基準は総費甚の䞭身を列挙しおいたす。

賃貞甚䞍動産アむの耇合䞍動産を想定する堎合を含む。の総費甚は、枛䟡償华費償华前の玔収益を求める堎合には、蚈䞊しない。、維持管理費維持費、管理費、修繕費等、公租公課固定資産皎、郜垂蚈画皎等、損害保険料等の諞経費等を加算しお求めるものずする。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第1節

手順:

  1. 貞宀賃料収入・共益費収入・駐車堎収入等を幎額に換算しお合蚈
  2. 預り金的性栌を有する䞀時金の運甚益を加算
  3. 空宀等損倱・貞倒れ損倱を控陀 → 総収益運営収益
  4. 維持管理費・氎道光熱費・修繕費・PMフィヌ・テナント募集費甚等・公租公課・損害保険料・その他費甚を合蚈 → 総費甚運営費甚
  5. 総収益 − 総費甚  運営玔収益
  6. 玔収益をNCFベヌスで求める指瀺があれば資本的支出を控陀

蚈算䟋事務所ビル。賃貞可胜面積1,000㎡、月額賃料5,000円/㎡、共益費1,000円/㎡、駐車堎20台×25,000円/月、保蚌金60,000,000円・運甚利回り2%、空宀率5%、資本的支出2,500,000円:

区分項目蚈算金額円
収益貞宀賃料収入5,000 × 1,000 × 1260,000,000
収益共益費収入1,000 × 1,000 × 1212,000,000
収益駐車堎収入25,000 × 20 × 126,000,000
収益保蚌金運甚益60,000,000 × 2%1,200,000
収益小蚈79,200,000
控陀空宀等損倱78,000,000 × 5%△3,900,000
総収益75,300,000
費甚維持管理費8,000,000
費甚氎道光熱費4,500,000
費甚修繕費3,000,000
費甚PMフィヌ2,300,000
費甚テナント募集費甚等1,200,000
費甚公租公課9,000,000
費甚損害保険料500,000
費甚その他費甚300,000
総費甚28,800,000
運営玔収益75,300,000 − 28,800,00046,500,000
資本的支出△2,500,000
玔収益44,000,000

怜算の勘所: 3぀の比率で劥圓性を芋たす。

  1. 総費甚率  28,800,000 ÷ 75,300,000  38.2%。事務所ビルなら20〜40%皋床に収たるのが通䟋で、ここを倧きく倖れおいたら費甚に枛䟡償华費を玛れ蟌たせおいないか疑いたす。
  2. 保蚌金月数  60,000,000 ÷ (5,000 × 1,000)  12ヶ月分。問題文の蚘述ず合うか確認。
  3. 空宀損倱の母数。空宀損倱は保蚌金運甚益には掛けたせん78,000,000 が母数で、79,200,000 ではない。

よくあるミス:

  • 償华前の玔収益を求めるのに枛䟡償华費を蚈䞊する。基準は括匧曞きで明確に「償华前の玔収益を求める堎合には、蚈䞊しない」ずしおいたす。これは毎幎のように狙われたす。
  • 空宀等損倱を保蚌金運甚益にも掛ける。
  • 月額ず幎額の混圚。すべお幎額に揃えおから足すのを型に組み蟌みたす。
  • 資本的支出を運営費甚に混ぜる。運営玔収益NOIず玔収益NCFは別物です。問題文がどちらを求めおいるか確認したす。

型10 盎接還元法で収益䟡栌を求める

匏:

$$P = \frac{a}{R}$$

$P$収益䟡栌、$a$䞀期間の玔収益、$R$還元利回り。

蚈算䟋型9の玔収益44,000,000円、還元利回り5.0%:

$$P = \frac{44{,}000{,}000}{0.05} = 880{,}000{,}000 \text{円}$$

還元利回り自䜓を求めさせる出題もありたす。基準が䟋瀺する4方法のうち、挔習で蚈算させられるのは䞻に「土地ず建物に係る還元利回りから求める方法」です。

この方法は、察象䞍動産が建物及びその敷地である堎合に、その物理的な構成芁玠土地及び建物に係る各還元利回りを各々の䟡栌の構成割合により加重平均しお求めるものである。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第1節

土地の䟡栌構成割合60%・還元利回り4.0%、建物40%・6.5%なら、

$$R = 0.6 \times 4.0\% + 0.4 \times 6.5\% = 2.4\% + 2.6\% = 5.0\%$$

怜算の勘所: 求めた $P$ に $R$ を掛けお $a$ に戻るか880,000,000 × 0.05  44,000,000。この逆算は5秒で終わりたす。加重平均型の $R$ は、必ず土地の利回りず建物の利回りの間に入る4.0% ≩ 5.0% ≩ 6.5%こずも確認しおください。

よくあるミス:

  • 還元利回りを%のたた割る44,000,000 ÷ 5 ずしおしたう。必ず小数に盎す。
  • 償华埌の玔収益に償华前の還元利回りを察応させる。基準は「玔収益は、氞続的なものず非氞続的なもの、償华前のものず償华埌のもの等、総収益及び総費甚の把握の仕方により異なるものであり、それぞれ収益䟡栌を求める方法及び還元利回り又は割匕率を求める方法ずも密接な関連がある」ずしおいたす。償华前には償华前、償华埌には償华埌を察応させる。
  • 加重平均のりェむトに面積比を䜿う正しくは䟡栌の構成割合。

型11 DCF法で各期を割り匕く

出題のされ方: 「保有期間5幎、各期の玔収益は次衚のずおり、割匕率5.0%、最終還元利回り5.5%」。挔習の花圢です。

匏基準の基本匏をそのたた曞けるようにしおおく:

$$P = \sum_{k=1}^{n} \frac{a_k}{(1+Y)^k} + \frac{P_R}{(1+Y)^n}$$

$P$収益䟡栌、$a_k$毎期の玔収益、$Y$割匕率、$n$保有期間、$P_R$埩垰䟡栌。

手順:

  1. 各期の玔収益 $a_k$ を確定する賃料改定・空宀率倉動・倧芏暡修繕の発生時期に泚意
  2. 各期の耇利珟䟡率 $\frac{1}{(1+Y)^k}$ を小数第6䜍たで求め、衚にする
  3. 各期の玔収益 × 耇利珟䟡率  各期の珟圚䟡倀
  4. $n+1$ 期の玔収益を最終還元利回りで還元しお埩垰䟡栌を求める
  5. 埩垰䟡栌 × 第 $n$ 期の耇利珟䟡率
  6. 3の合蚈  5  収益䟡栌

蚈算䟋初幎床玔収益44,000,000円、以埌毎幎220,000円ず぀定額逓増、保有期間5幎、$Y$5.0%、$R_n$5.5%:

期玔収益 $a_k$円耇利珟䟡率 $1/1.05^k$珟圚䟡倀円
144,000,0000.95238141,904,762
244,220,0000.90702940,108,844
344,440,0000.86383838,388,943
444,660,0000.82270236,741,893
544,880,0000.78352635,164,654
合蚈192,309,095

埩垰䟡栌は6期の玔収益 45,100,000円 を最終還元利回り5.5%で還元しお、

$$P_R = \frac{45{,}100{,}000}{0.055} = 820{,}000{,}000 \text{円}$$

その珟圚䟡倀は $820{,}000{,}000 \times 0.783526 = 642{,}491{,}457$ 円。

$$P = 192{,}309{,}095 + 642{,}491{,}457 = 834{,}800{,}552 \text{円} \fallingdotseq 834{,}800{,}000 \text{円}$$

怜算の勘所この型は怜算が呜です:

  1. 抂算怜算: 玔収益がほが䞀定44,000,000円ずみなし、5幎の耇利幎金珟䟡率 4.329477 を䜿うず、$44{,}000{,}000 \times 4.329477 + 820{,}000{,}000 \times 0.783526 = 832{,}988{,}430$ 円。正解 834,800,552円ずの差は0.2%です。桁が合っおいるかを䞀発で確認できるので、必ずやっおください。
  2. 埩垰䟡栌の比重: 642,491,457 ÷ 834,800,552  77.0%。保有期間5幎のDCFでは、埩垰䟡栌が党䜓の70〜80%を占めるのが普通です。ここが50%を切っおいたら埩垰䟡栌の蚈算ミスを疑いたす。
  3. 盎接還元法ずの比范: 型10の880,000,000円ず比べお $\frac{880{,}000{,}000 - 834{,}800{,}552}{880{,}000{,}000} = 5.1\%$ の差。5〜10%皋床の差なら「䞡者は敎合的である」ず曞けたす。20%以䞊開いおいたら、割匕率ず還元利回りの蚭定関係を芋盎したす。
  4. 耇利珟䟡率の怜算: 耇利珟䟡率は必ず単調枛少したす0.952381  0.907029   。たた $0.952381^2 = 0.907029$、$0.952381 \times 0.907029 = 0.863838$ のように、隣接する率どうしの掛け算で次の率が出るので、衚を䜜った盎埌に1箇所だけ確認すれば党䜓の信頌性が担保できたす。

よくあるミス:

  • 埩垰䟡栌を第5期の耇利珟䟡率ではなく第6期の率で割り匕く。埩垰䟡栌は $n$ 幎埌5幎埌の䟡倀なので、掛けるのは第5期の耇利珟䟡率です。これは最頻出のミスです。
  • 埩垰䟡栌の分子に第5期の玔収益を䜿う。基準の匏は $P_R = \frac{a_{n+1}}{R_n}$ であり、分子は $n+1$ 期6期の玔収益です。
  • 割匕率ず最終還元利回りを取り違える。$Y$ は各期の割匕に、$R_n$ は埩垰䟡栌の算定に䜿いたす。
  • 埩垰䟡栌から売华費甚を控陀する指瀺を読み飛ばす型12参照。

なお、DCF法は基準の運甚䞊の留意事項でも詳现が定められおおり、蚌刞化察象䞍動産では適甚が矩務づけられたす。適甚堎面の敎理は収益還元法の考え方ず収益䟡栌を参照しおください。

型12 埩垰䟡栌ず最終還元利回りを扱う

出題のされ方: 「最終還元利回りは還元利回りに◯%を加算しお査定した」「売华に芁する費甚は売华䟡栌の3%ずする」。

匏:

$$P_R = \frac{a_{n+1}}{R_n} \times (1 - \text{売华費甚率})$$

手順:

  1. $n+1$ 期の玔収益を確定
  2. 最終還元利回りを確定還元利回りスプレッド
  3. 還元しお売华時点の䟡栌を出す
  4. 売华費甚があれば控陀
  5. 第 $n$ 期の耇利珟䟡率を掛けお珟圚䟡倀に

蚈算䟋$a_6$45,100,000円、$R_n$5.5%、売华費甚3%:

  • 売华時点の䟡栌  45,100,000 ÷ 0.055  820,000,000円
  • 売华費甚控陀埌  820,000,000 × 0.97  795,400,000円

最終還元利回りが還元利回りより高く蚭定される理由を䞀行曞けるかが理論の勝負どころです。保有期間満了時には建物が5幎分老朜化しおおり、経枈的残存耐甚幎数が短くなっおいるうえ、遠い将来の予枬に䌎う䞍確実性が䞊乗せされるため、$R_n \geq R$ ずなるのが通垞です。この考え方はタヌミナルキャップレヌトの意味で詳しく扱っおいたす。

怜算の勘所: 感応床を持っおおきたす。$R_n$ を5.5%から6.0%に倉えるず $P_R = 45{,}100{,}000 \div 0.06 = 751{,}666{,}667$ 円ずなり、8.3%䞋萜したす。利回りが0.5ポむント動くだけで埩垰䟡栌が1割近く動く、ずいう感芚を持っおいれば、桁違いの答えを曞いたずきに違和感を持おたす。

よくあるミス: 売华費甚を「売华䟡栌の3%」ではなく「玔収益の3%」ず読み違える。たた、売华費甚控陀を割匕埌に行っおしたう順序が逆でも数倀は䞀臎したすが、答案の論理が厩れたす。正しくは売华時点で控陀しおから割り匕く。

型13 土地残䜙法で曎地の収益䟡栌を求める

察象䞍動産が曎地である堎合においお、圓該土地に最有効䜿甚の賃貞甚建物等の建築を想定し、収益還元法以倖の手法によっお想定建物等の䟡栌を求めるこずができるずきは、圓該想定建物及びその敷地に基づく玔収益から想定建物等に垰属する玔収益を控陀した残䜙の玔収益を還元利回りで還元する手法土地残䜙法ずいう。を適甚するこずができる。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準運甚䞊の留意事項 総論第7ç« 

匏:

$$P_L = \frac{a - B \cdot R_B}{R_L}$$

$P_L$土地の収益䟡栌、$a$建物等及びその敷地の償华前の玔収益、$B$建物等の䟡栌、$R_B$償华前の玔収益に察応する建物等の還元利回り、$R_L$土地の還元利回り。

手順:

  1. 想定建物の建築を前提に、耇合䞍動産の償华前玔収益 $a$ を求める型9
  2. 建物等の䟡栌 $B$ を原䟡法で求める型1〜型3
  3. 建物に垰属する玔収益  $B \times R_B$
  4. 土地に垰属する玔収益  $a - B \cdot R_B$
  5. $R_L$ で還元

蚈算䟋$a$38,000,000円、$B$320,000,000円、$R_B$6.25%、$R_L$4.0%:

  • 建物垰属玔収益  320,000,000 × 6.25%  20,000,000円
  • 土地垰属玔収益  38,000,000 − 20,000,000  18,000,000円
  • 土地の収益䟡栌  18,000,000 ÷ 0.04  450,000,000円

怜算の勘所: 求めた土地䟡栌ず建物䟡栌の合蚈に察する $a$ の比率を芋たす。$38{,}000{,}000 \div (450{,}000{,}000 + 320{,}000{,}000) = 4.94\%$。これが $R_L$4.0%ず $R_B$6.25%の間に入っおいれば敎合しおいたす。範囲倖なら蚈算ミスです。

よくあるミス:

  • 建物が叀い事䟋に土地残䜙法を適甚しおしたう。留意事項は「建物等が叀い堎合には耇合䞍動産の生み出す玔収益から土地に垰属する玔収益が的確に求められないこずが倚いので、建物等は新築か築埌間もないものでなければならない」ずしおいたす。理論問題で狙われたす。
  • 償华埌の玔収益に償华前察応の $R_B$ を䜿う。
  • 土地垰属玔収益がマむナスになったのにそのたた還元する。マむナスなら想定建物の蚭定か $R_B$ が誀っおいたす。

土地残䜙法の適甚堎面のさらに詳しい敎理は土地残䜙法の䜿いどころにありたす。

型14 建物残䜙法で建物の収益䟡栌を求める

匏:

$$P_B = \frac{a - L \cdot R_L}{R_B}$$

$P_B$建物等の収益䟡栌、$L$土地の䟡栌、$R_L$土地の還元利回り、$R_B$償华前の玔収益に察応する建物等の還元利回り。

手順: 型13の土地ず建物を入れ替えるだけです。土地の䟡栌を比準䟡栌等で先に確定できる堎合に䜿いたす。

蚈算䟋$a$38,000,000円、$L$450,000,000円、$R_L$4.0%、$R_B$6.25%:

  • 土地垰属玔収益  450,000,000 × 4.0%  18,000,000円
  • 建物垰属玔収益  38,000,000 − 18,000,000  20,000,000円
  • 建物の収益䟡栌  20,000,000 ÷ 0.0625  320,000,000円

怜算の勘所: 型13ず型14は互いの逆算になりたす。型13で $B$320,000,000円 を入力しお $P_L$450,000,000円 を埗たなら、型14に $L$450,000,000円 を入力すれば $P_B$320,000,000円 に戻るはずです。総合問題で䞡方を求めさせる出題は皀ですが、緎習段階でこの埀埩をやっおおくず匏の構造が䜓に入りたす。

よくあるミス: 建物残䜙法で求めた $P_B$ を、そのたた建物の鑑定評䟡額ずしおしたう。基準は建物の評䟡に぀いお「積算䟡栌を暙準ずし、配分法に基づく比準䟡栌及び建物残䜙法による収益䟡栌を比范考量しお決定するものずする」ずしおおり、暙準ずなるのは積算䟡栌です。

開発法の型 ― 型15

型15 開発法で倧芏暡曎地の䟡栌を求める

出題のされ方: 「察象地は近隣地域の暙準的な画地に比べお芏暡が倧きく、分割利甚が合理的である。区画割り蚈画は次のずおり」。有効宅地面積率ず各費甚の支払時点が䞎えられたす。

匏留意事項の基本匏:

$$P = \frac{S}{(1+r)^{n_1}} - \frac{B}{(1+r)^{n_2}} - \frac{M}{(1+r)^{n_3}}$$

$P$開発法による詊算䟡栌、$S$販売総額、$B$建物の建築費又は土地の造成費、$M$付垯費甚、$r$投䞋資本収益率、$n_1$〜$n_3$䟡栌時点から各時点たでの期間。

手順:

  1. 有効宅地面積  総地積 × 有効宅地面積率道路・公園等の朰れ地を陀く
  2. 販売総額 $S$  有効宅地面積 × 分譲単䟡
  3. 造成費 $B$  総地積 × 造成単䟡有効宅地面積ではない点に泚意
  4. 付垯費甚 $M$販売経費・䞀般管理費等
  5. 各費目を、それぞれの発生時点に応じお䟡栌時点たで割り戻す
  6. $S$ の珟䟡から $B$・$M$ の珟䟡を控陀

蚈算䟋総地積2,000㎡、有効宅地面積率80%、分譲単䟡300,000円/㎡、造成費25,000円/㎡総地積あたり、付垯費甚は販売総額の8%、投䞋資本収益率10%、販売は2幎埌、造成費・付垯費甚の支払は1幎埌:

項目蚈算金額円
有効宅地面積2,000 × 80%1,600㎡
販売総額 $S$1,600 × 300,000480,000,000
造成費 $B$2,000 × 25,00050,000,000
付垯費甚 $M$480,000,000 × 8%38,400,000
$S$ の珟䟡480,000,000 ÷ 1.1²396,694,215
$(B+M)$ の珟䟡88,400,000 ÷ 1.180,363,636
開発法による䟡栌差匕316,330,579

有効数字3桁で 316,000,000円、総地積2,000㎡あたりの単䟡は 158,000円/㎡ です。

怜算の勘所:

  1. 粗利率チェック: 割匕前の粗利益は 480,000,000 − 88,400,000  391,600,000円。求めた土地䟡栌316,000,000円に察しお、$\frac{391{,}600{,}000 - 316{,}330{,}579}{391{,}600{,}000} = 19.2\%$ が投䞋資本収益率分ずしお吞収されおいたす。2幎で10%耇利なら抂ねこの氎準で、桁が合っおいるずわかりたす。
  2. 単䟡の比范: 開発法による単䟡158,000円/㎡ に察し、分譲単䟡は300,000円/㎡。開発法の結果は必ず分譲単䟡より小さくなりたす造成費ず利最を匕くため。逆転しおいたら蚈算ミスです。
  3. 面積の䜿い分け: 販売総額は有効宅地面積、造成費は総地積、最埌の単䟡蚈算は総地積。3箇所で違う面積を䜿うので、電卓に入れる前に玙に「1,6002,0002,000」ずメモしおおきたす。

よくあるミス:

  • 造成費を有効宅地面積に掛ける朰れ地も造成するので総地積が正しい。ただし問題文が有効宅地面積あたりず明瀺しおいればそれに埓う。
  • 割戻し期間 $n_1$・$n_2$・$n_3$ をすべお同じにする。費目ごずに支払時点が違うのが開発法の本質です。
  • 開発法が適甚される堎面を誀る。基準は「圓該曎地の面積が近隣地域の暙準的な土地の面積に比べお倧きい堎合等」に比范考量する手法ずしお䜍眮づけおおり、暙準的な芏暡の曎地には適甚したせん。

開発法の趣旚や適甚芁件は開発法の仕組みず蚈算で確認しおください。

賃料の型 ― 型16〜型19

賃料は「新芏賃料か継続賃料か」で䜿う手法が完党に分かれたす。

䞍動産の賃料を求める鑑定評䟡の手法は、新芏賃料にあっおは積算法、賃貞事䟋比范法、収益分析法等があり、継続賃料にあっおは差額配分法、利回り法、スラむド法、賃貞事䟋比范法等がある。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第2節

この䞀文を曞けるかどうかで、賃料の問題は最初の分岐が決たりたす。

型16 積算法で新芏賃料を求める

匏:

$$\text{積算賃料実質賃料} = \text{基瀎䟡栌} \times \text{期埅利回り} + \text{必芁諞経費等}$$
積算法は、察象䞍動産に぀いお、䟡栌時点における基瀎䟡栌を求め、これに期埅利回りを乗じお埗た額に必芁諞経費等を加算しお察象䞍動産の詊算賃料を求める手法であるこの手法による詊算賃料を積算賃料ずいう。。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第2節

手順:

  1. 基瀎䟡栌を確定原䟡法及び取匕事䟋比范法により求めるず基準が明蚘
  2. 期埅利回りを乗じお玔賃料を出す
  3. 必芁諞経費等を加算 → 実質賃料幎額
  4. 䞀時金の運甚益・償华額を控陀 → 支払賃料
  5. 12で割っお月額に盎す

必芁諞経費等の項目は基準が列挙しおいたす。枛䟡償华費・維持管理費・公租公課・損害保険料・貞倒れ準備費・空宀等による損倱盞圓額の6぀です。ただし償华前の玔収益に察応する期埅利回りを甚いる堎合は枛䟡償华費を蚈䞊したせん。

蚈算䟋基瀎䟡栌500,000,000円、期埅利回り4.5%償华前察応、維持管理費5,000,000円・公租公課4,000,000円・損害保険料400,000円・貞倒れ準備費300,000円・空宀等損倱盞圓額1,400,000円、預り金的保蚌金36,000,000円・運甚利回り2%:

項目蚈算金額円
玔賃料500,000,000 × 4.5%22,500,000
必芁諞経費等5,000,0004,000,000400,000300,0001,400,00011,100,000
実質賃料幎額合蚈33,600,000
実質賃料月額÷ 122,800,000
保蚌金運甚益36,000,000 × 2%720,000
支払賃料幎額33,600,000 − 720,00032,880,000
支払賃料月額÷ 122,740,000

怜算の勘所: 実質賃料に察する必芁諞経費等の割合  11,100,000 ÷ 33,600,000  33.0%。事務所ビルの新芏賃料では30〜40%皋床が目安で、倖れおいたら経費項目の拟い間違いを疑いたす。たた、支払賃料は必ず実質賃料より小さくなりたす䞀時金の運甚益を匕くため。逆転しおいたら笊号ミスです。

よくあるミス:

  • 償华前察応の期埅利回りを䜿っおいるのに枛䟡償华費を必芁諞経費等に加える型9の枛䟡償华費ず同じ眠。
  • 実質賃料ず支払賃料を取り違える。基準は「実質賃料ずは、賃料の皮類の劂䜕を問わず賃貞人等に支払われる賃料の算定の期間に察応する適正なすべおの経枈的察䟡をいい」「支払賃料ずは、各支払時期に支払われる賃料をいい」ず定矩しおいたす。実質賃料支払賃料䞀時金の運甚益及び償华額ずいう関係を抌さえおください。
  • 幎額のたた答える宅地・建物及びその敷地は月単䜍が原則。

新芏賃料の考え方の党䜓像は積算法による新芏賃料の求め方にたずめおありたす。

型17 賃貞事䟋比范法で比準賃料を求める

匏: 取匕事䟋比范法ずたったく同じ構造です。

$$\text{比準賃料} = \text{事䟋の実際実質賃料} \times \text{事情補正} \times \text{時点修正} \times \text{地域栌差} \times \text{個別栌差}$$

手順: 型6ず同䞀。ただし比范の察象は「実際実質賃料」であり、支払賃料ではありたせん。事䟋の䞀時金の運甚益を加算しお実質賃料に盎しおから比范したす。

蚈算䟋事䟋の実際実質賃料6,000円/月・㎡、事情補正なし、時点修正2%、地域芁因は近隣100事䟋地域102、個別的芁因は察象105事䟋100、察象の賃貞面積400㎡:

段階蚈算結果
事䟋賃料6,000円/月・㎡
時点修正× 102/1006,120円/月・㎡
地域芁因× 100/1026,000円/月・㎡
個別的芁因× 105/1006,300円/月・㎡
比準賃料月額6,300 × 4002,520,000円/月

怜算の勘所: 時点修正で䞊げた分を地域芁因で䞋げおいるので、途䞭で事䟋賃料ず同額に戻りたす。このように栌差率どうしが打ち消し合う蚭蚈は出題者が仕蟌む定番なので、途䞭で元の倀に戻ったからずいっお蚈算ミスずは限りたせん。合成率で確認したす: $1.02 \times \frac{100}{102} \times 1.05 = 1.05$。

よくあるミス:

  • 事䟋の支払賃料をそのたた比范する。必ず実際実質賃料に盎す。
  • 賃貞借契玄の内容契玄期間・曎新条件・䞀時金の額の類䌌性を怜蚎せずに事䟋を採甚する。基準は「賃貞借等の契玄の内容に぀いお類䌌性を有するものを遞択すべきこずに留意しなければならない」ずしおいたす。

型18 差額配分法で継続賃料を求める

出題のされ方: 「珟行賃料は月額◯円である。䟡栌時点における適正な実質賃料は◯円ず査定された。差額のうち賃貞人に垰属する郚分は2分の1ずする」。

差額配分法は、察象䞍動産の経枈䟡倀に即応した適正な実質賃料又は支払賃料ず実際実質賃料又は実際支払賃料ずの間に発生しおいる差額に぀いお、契玄の内容、契玄締結の経緯等を総合的に勘案しお、圓該差額のうち賃貞人等に垰属する郚分を適切に刀定しお埗た額を実際実質賃料又は実際支払賃料に加枛しお詊算賃料を求める手法である。 ― 䞍動産鑑定評䟡基準 総論第7章第2節

匏:

$$\text{詊算賃料} = \text{実際実質賃料} + (\text{適正な実質賃料} - \text{実際実質賃料}) \times \text{賃貞人垰属割合}$$

手順:

  1. 適正な実質賃料䟡栌時点で想定される新芏賃料を積算法・賃貞事䟋比范法等で求める型16・型17
  2. 実際実質賃料を確定する実際支払賃料䞀時金の運甚益等
  3. 差額を出す
  4. 賃貞人等に垰属する郚分の割合を刀定しお掛ける
  5. 実際実質賃料に加枛する

蚈算䟋適正な実質賃料2,800,000円/月型16、実際実質賃料2,200,000円/月、賃貞人垰属割合2分の1:

  • 差額  2,800,000 − 2,200,000  600,000円/月
  • 賃貞人垰属分  600,000 × 1/2  300,000円/月
  • 詊算賃料  2,200,000  300,000  2,500,000円/月

怜算の勘所: 求めた詊算賃料は必ず実際実質賃料ず適正な実質賃料の間に入りたす2,200,000 ≩ 2,500,000 ≩ 2,800,000。範囲倖なら垰属割合の掛け方を間違えおいたす。

よくあるミス:

  • 「適正な実質賃料」を継続賃料の䞀皮ず誀解する。基準が明蚘するずおり、これは䟡栌時点においお想定される新芏賃料です。
  • 実質賃料ベヌスず支払賃料ベヌスを混圚させる。どちらか䞀方に揃える。
  • 垰属割合の根拠を曞かない。契玄の内容・契玄締結の経緯・賃料改定の経緯に觊れる䞀行が配点察象です。

差額配分法の蚈算の现郚は差額配分法の蚈算手順でも扱っおいたす。

型19 利回り法ずスラむド法で継続賃料を求める

継続賃料はこの2぀が加わっお3手法賃貞事䟋比范法の4本立おになりたす。

利回り法の匏:

$$\text{詊算賃料} = \text{基瀎䟡栌} \times \text{継続賃料利回り} + \text{必芁諞経費等}$$

スラむド法の匏:

$$\text{詊算賃料} = \text{盎近合意時点の玔賃料} \times \text{倉動率} + \text{䟡栌時点の必芁諞経費等}$$

手順利回り法:

  1. 基瀎䟡栌を求める積算法に準ずる
  2. 継続賃料利回りを刀定する盎近合意時点における基瀎䟡栌に察する玔賃料の割合を螏たえる
  3. 乗じお玔賃料を出す
  4. 䟡栌時点の必芁諞経費等を加算

蚈算䟋利回り法基瀎䟡栌500,000,000円、継続賃料利回り3.6%、必芁諞経費等 幎額11,100,000円:

  • 玔賃料  500,000,000 × 3.6%  18,000,000円/幎  1,500,000円/月
  • 必芁諞経費等  11,100,000 ÷ 12  925,000円/月
  • 詊算賃料  1,500,000  925,000  2,425,000円/月

手順スラむド法:

  1. 盎近合意時点の玔賃料を出す盎近合意時点の実際実質賃料 − 盎近合意時点の必芁諞経費等
  2. 倉動率を乗じる
  3. 䟡栌時点の必芁諞経費等を加算

蚈算䟋スラむド法盎近合意時点の実際実質賃料2,200,000円/月、盎近合意時点の必芁諞経費等850,000円/月、倉動率1.06、䟡栌時点の必芁諞経費等925,000円/月:

  • 盎近合意時点の玔賃料  2,200,000 − 850,000  1,350,000円/月
  • 倉動率適甚埌  1,350,000 × 1.06  1,431,000円/月
  • 詊算賃料  1,431,000  925,000  2,356,000円/月

怜算の勘所: 3手法の結果を䞊べたす。差額配分法2,500,000円、利回り法2,425,000円、スラむド法2,356,000円。継続賃料の3手法は、実際実質賃料2,200,000円ず新芏賃料2,800,000円の間に収たるのが通垞です。この範囲を倖れた詊算賃料が出たら、必芁諞経費等の時点や倉動率の適甚察象を疑っおください。

よくあるミスこの2手法は「どの時点のどの数倀を䜿うか」が党おの勝負です:

  • スラむド法で、䟡栌時点の必芁諞経費等ではなく盎近合意時点の必芁諞経費等を加算する。基準は「盎近合意時点における玔賃料に倉動率を乗じお埗た額に䟡栌時点における必芁諞経費等を加算しお詊算賃料を求める手法である」ず明蚘しおいたす。
  • スラむド法で、実際実質賃料そのものに倉動率を掛ける。原則は玔賃料に掛けたすただし基準は「盎近合意時点における実際実質賃料又は実際支払賃料に即応する適切な倉動率が求められる堎合には、圓該倉動率を乗じお埗た額を詊算賃料ずしお盎接求めるこずができる」ずも定めおおり、問題文の指瀺が優先したす。
  • 利回り法で期埅利回りを䜿う。継続賃料利回りであっお期埅利回りではありたせん。

詊算䟡栌の調敎の型 ― 型20

型20 説埗力に応じお重み付けし鑑定評䟡額を決定する

出題のされ方: 「䞊蚘により求めた各詊算䟡栌を調敎し、鑑定評䟡額を決定せよ。その理由も述べよ」。配点が高いのに癜玙になりやすい郚分です。

手順:

  1. 各詊算䟡栌を䞀芧にする単䟡ず総額の䞡方
  2. 再吟味: 基準が掲げる6項目に沿っお各手法をチェックする
  3. 説埗力の刀断: 地域分析・個別分析の結果ずの適合性、採甚資料の盞察的信頌性を述べる
  4. 説埗力に応じたりェむトを眮いお加重平均する
  5. 単䟡ず総額の関連を確認しお䞞め、鑑定評䟡額を決定する

再吟味の6項目は答案の骚栌になるのでそのたた芚えたす。

再吟味の項目答案での曞き方の䟋
資料の遞択、怜蚎及び掻甚の適吊事䟋はいずれも近隣地域又は同䞀需絊圏内の類䌌地域に存し適切である
諞原則の圓該案件に即応した掻甚の適吊最有効䜿甚の刀定は代替の原則等に照らし劥圓である
䞀般的芁因の分析䞊びに地域分析及び個別分析の適吊暙準的䜿甚ず察象の個別性の把握に霟霬はない
各手法の適甚においお行った各皮補正、修正等に係る刀断の適吊事情補正率は事䟋の状況に照らし適切である
各手法に共通する䟡栌圢成芁因に係る刀断の敎合性収益䟡栌の想定賃料ず比準䟡栌の前提が敎合しおいる
単䟡ず総額ずの関連の適吊単䟡氎準は近隣の取匕氎準ず敎合し、総額も垂堎芏暡に照らし劥圓である

蚈算䟋察象は賃貞甚の建物及びその敷地。積算䟡栌593,750,000円型5、比準䟡栌610,000,000円、収益䟡栌620,000,000円:

察象䞍動産は賃貞甚䞍動産であり、垂堎参加者は収益性を最重芖する。したがっお収益䟡栌に最も高い説埗力を認め、比準䟡栌を次䜍、積算䟡栌は再調達原䟡の把握に䞀定の幅があるため補助的に扱う。りェむトを収益0.5・比準0.3・積算0.2ずするず、

詊算䟡栌金額円りェむト寄䞎額円
収益䟡栌620,000,0000.5310,000,000
比準䟡栌610,000,0000.3183,000,000
積算䟡栌593,750,0000.2118,750,000
合蚈1.0611,750,000

鑑定評䟡額  612,000,000円癟䞇円未満を四捚五入。

怜算の勘所:

  1. りェむトの合蚈が1.0であるこず。
  2. 結果が最小倀ず最倧倀の間にあるこず593,750,000 ≩ 611,750,000 ≩ 620,000,000。
  3. 各詊算䟡栌のばら぀きを確認。最倧ず最小の差は $\frac{620{,}000{,}000 - 593{,}750{,}000}{593{,}750{,}000} = 4.4\%$。10%以内に収たっおいれば「各詊算䟡栌は接近しおおり盞互に怜蚌されおいる」ず曞けたす。20%以䞊開いおいたら、開いた理由資料の限界、想定の盞違を必ず蚀及したす。

よくあるミス:

  • 単玔平均する。基準は「説埗力の違いを適切に反映する」こずを求めおおり、単玔平均は説埗力の刀断を攟棄したのず同じです。
  • りェむトを眮いた理由を曞かない。数倀より理由の䞀行のほうが配点が倧きいこずすらありたす。
  • 䞞めた埌に単䟡を出し忘れる。単䟡ず総額の関連の適吊は再吟味の項目そのものです。

電卓ミスを防ぐ7぀の手順

型を知っおいおも、電卓を打ち間違えれば0点です。挔習の倱点の倧半は理解䞍足ではなく操䜜ミスです。以䞋は、倱点をれロに近づけるための実務的な手順です。

  1. 問題を読む前に、答案の骚栌6ステップを䜙癜に曞く。䜕を求めるのかを固定しおから数倀を読むず、拟う数倀が絞られたす。
  2. すべおの金額を「千円単䜍」か「円単䜍」のどちらかに揃えおから電卓に入れる。混圚が最倧の事故芁因です。揃えた単䜍を答案冒頭に宣蚀したす。
  3. 栌差率は分数のたた連続しお掛ける。$\times 100 \div 105 \times 102.5 \div 100 \div 105 \times 103 \div 100$ ず、電卓䞊で䞀気に流したす。途䞭で  を抌しお曞き取らないこずで、転蚘ミスず䞞め誀差を同時に消せたす。
  4. 耇利珟䟡率は衚にしおから䜿う。DCF法では、たず $\frac{1}{1.05}$ から順に5個の率を曞き出し、単調枛少ず隣接率の積を1箇所だけ確認したす。率が正しければ、あずは掛け算だけの䜜業になりたす。
  5. メモリヌMで合蚈する。各期の珟圚䟡倀を M で足しおいけば、途䞭の数字を玙に曞き写す必芁がなくなりたす。曞き写しは事故の枩床です。
  6. 1぀の型が終わるたびに怜算する。次の型に進む前に、逆算$P \times R = a$か、範囲チェック最小倀ず最倧倀の間かか、比率チェック費甚率・粗利率のいずれか1぀を必ず行いたす。埌でたずめお怜算するのは䞍可胜です。時間切れになりたす。
  7. 端数凊理は宣蚀した方針どおりに、手法ごずに䞀床だけ。途䞭の倀は䞞めず、電卓のメモリヌか答案の䜙癜に党桁で控えたす。

さらに、電卓操䜜そのものの速床を䞊げる蚓緎ブラむンドタッチ、GT機胜、定数蚈算は挔習の蚈算スピヌドを䞊げる方法に譲りたす。本蚘事の型を正確に回せるようになっおから速床に取り組むのが順序です。粟床のない速床は倱点を量産するだけです。

時間配分ず郚分点の取り方

挔習は2時間で1問。時間切れで最埌たで到達できない答案が非垞に倚い科目です。

暙準的な時間配分

段階目安時間やるこず
問題文の通読ず察象䞍動産カヌドの䜜成10分䟡栌時点・類型・地積・延床を転蚘
答案の骚栌芋出しを曞く5分6ステップの芋出しを先に曞いおしたう
各手法の蚈算70分型を1぀ず぀、怜算しながら回す
詊算䟡栌の調敎・鑑定評䟡額の決定20分りェむトず理由を曞く
芋盎し15分単䜍・端数・転蚘の確認

郚分点を取り切る3぀の原則

  1. 芋出しを先に党郚曞く。「Ⅰ 察象䞍動産の確定」「Ⅱ 適甚手法」「Ⅲ 原䟡法による積算䟡栌」 ず骚栌だけ先に曞いおおけば、途䞭で時間切れになっおも採点者にどこたで到達したかが䌝わり、曞けた郚分が確実に拟われたす。
  2. 蚈算過皋を必ず残す。答えだけ曞いお間違っおいれば0点ですが、過皋が曞いおあれば途䞭たで点が入りたす。特に玔収益の算定型9は項目ごずに配点があるので、衚圢匏で党項目を曞き出すのが有利です。
  3. 詰たったら数倀を仮眮きしお先に進む。ある手法で数倀が出せなくおも、「仮に積算䟡栌を◯円ずするず」ずしお調敎の段階たで曞き切りたす。調敎のパヌトは理論の蚘述が䞭心なので、蚈算ができなくおも点が取れたす。ここを癜玙にするのが最倧の損です。

20型の総たくりチェックリスト

盎前期は、以䞋を芋お型の名前から匏ず手順を口頭で再珟できるか確認しおください。匏が出おこない型が、あなたの匱点です。

#型䞀蚀で最頻出のミス
1再調達原䟡盎接法盎接間接䞀般管理費暙準的建蚭費、付垯費甚䞀般管理費を盎接工事費のみに乗じる
2再調達原䟡間接法事䟋単䟡 × 時点 × 栌差 × 察象面積建蚭費総額の定矩の読み違い
3枛䟡修正定額法経過÷経過経枈的残存法定耐甚幎数を䜿う
4枛䟡修正定率法・芳察枛䟡$(1-d)^n$ を掛ける再調達原䟡に察する定率ず誀解
5建物及びその敷地の積算䟡栌合蚈額に䞀䜓枛䟡枛䟡芁因の二重控陀
6比準䟡栌の基本事情→時点→地域→個別の順事情補正の分母分子が逆
7配分法控陀法ず割合法で土地郚分を抜出延床面積で割る
8耇数事䟋の比范考量信頌床でりェむト単玔平均
9玔収益の算定総収益 − 総費甚償华前なのに枛䟡償华費を蚈䞊
10盎接還元法$P = a / R$%のたた割る償华前埌の䞍敎合
11DCF法各期割匕埩垰䟡栌の珟䟡埩垰䟡栌を $n+1$ 期の率で割り匕く
12埩垰䟡栌・最終還元利回り$P_R = a_{n+1} / R_n$分子に $n$ 期の玔収益を䜿う
13土地残䜙法$(a - B R_B) / R_L$叀い建物に適甚する
14建物残䜙法$(a - L R_L) / R_B$積算䟡栌を暙準ずするこずを忘れる
15開発法販売総額の珟䟡 − 費甚の珟䟡面積の䜿い分け割戻し期間を統䞀
16積算法基瀎䟡栌 × 期埅利回り  必芁諞経費等実質賃料ず支払賃料の混同
17賃貞事䟋比范法実際実質賃料を比范支払賃料のたた比范
18差額配分法差額 × 垰属割合を加枛適正な実質賃料新芏賃料を忘れる
19利回り法・スラむド法継続賃料利回り倉動率必芁諞経費等の時点を誀る
20詊算䟡栌の調敎再吟味6項目説埗力でりェむト単玔平均、理由の䞍蚘茉

この衚を印刷し、盎前期に毎日1回、匏を芋ずに手順を再珟できるかを詊しおください。20型のうち再珟できない型が3぀以䞋になれば、総合問題は最埌たで解き切れたす。

今日から挔習で仕䞊げる

鑑定士詊隓ブヌトラボでは、短答匏の過去問を1問単䜍で解ける肢別挔習、鑑定評䟡基準のビュヌア、論蚌カヌドによる暗蚘・想起、分野別の正答率にもずづく匱点の可芖化を提䟛しおいたす。本蚘事の20型は、各手法の意矩・適甚芁件を正確に抌さえおいるこずが前提です。型の途䞭で根拠が曖昧になった箇所を、たず基準の該圓箇所ず肢別挔習で朰しおください。

たずめ

挔習は「知らない手法が出るから解けない科目」ではありたせん。知っおいる手法を、決たった順序で、電卓ミスなく回し切れるかどうかだけを問う科目です。だからこそ、型のストックがそのたた埗点になりたす。

本蚘事で抌さえた芁点を敎理したす。

  • 総合問題は察象䞍動産の確定 → 類型の刀定 → 手法の遞択 → 各手法の蚈算 → 詊算䟡栌の調敎 → 鑑定評䟡額の決定の6ステップに必ず分解できる。答案の芋出しを先に曞いおしたう。
  • 蚈算の䞭身は20の型に分解できる。原䟡法5型、取匕事䟋比范法3型、収益還元法6型、開発法1型、賃料4型、調敎1型。
  • 端数凊理は最埌に䞀床。栌差率は分数のたた連続しお掛ける。単䜍円/㎡か、円/月かは答案冒頭で宣蚀する。
  • 型が1぀終わるたびに怜算する。逆算・範囲チェック・比率チェックのどれか1぀でよい。たずめお怜算する時間は本番にはない。
  • 最頻出のミスは、①償华前なのに枛䟡償华費を蚈䞊する、②事情補正の分母分子が逆、③埩垰䟡栌を誀った期の耇利珟䟡率で割り匕く、④スラむド法で必芁諞経費等の時点を誀る、の4぀。この4぀を朰すだけで倧きく倉わりたす。
  • 蚈算が詰たっおも、詊算䟡栌の調敎のパヌトは理論蚘述で点が取れる。癜玙にしない。

科目党䜓の孊習蚈画から立お盎したい堎合は鑑定理論挔習の攻略法、どんな蚈算ゞャンルが出るかを俯瞰したい堎合は挔習でよく出る頻出蚈算パタヌン、型は入っおいるのに時間が足りない堎合は挔習の蚈算スピヌドを䞊げる方法ぞ進んでください。20型を自分の手で再珟できるようになったずき、挔習は「時間ずの勝負」から「䜜業」に倉わりたす。

#DCF法 #原䟡法 #収益還元法 #取匕事䟋比范法 #挔習 #継続賃料 #蚈算問題 #論文匏詊隓 #開発法

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